こんにちは!
府中のパーソナルジムWARRIORトレーナーの横山です。
本日は
【一度人間を辞めた時のお話】
について語ります(^^)
私は、今から10年程前に筋トレと出会いました。
筋トレを始めて4年程経った頃「筋肉の大会」というものがある事を知りました。
「筋肉の大会」
それは、バランス良く鍛えられた、健康的なかっこいい体を競う大会です。
私は、その大会に出ることを決意し、人生初の“減量“をスタートさせました。
初めての減量は、どのくらい脂肪を落とせば良いか分からなかったです。
分からないまま減量は進み、気付けば20Kg程体重は減りました。
顔はこけ、血管はバチバチに、肌の色は黒くなり(減量関係ない)、足の骨は浮き出てきました。
体脂肪率は、おそらく5%程だったと思います。
テレビでアスリートが体脂肪率6%、7%とよく言っていますが、あれは絶対ありえないと思いました。
人間を辞めないと、その域には達することが出来ないからです。
減量末期は糖も足りていない状態で、歩くだけでふらふらしますし、何もしなくても空中に浮いている気分でした。
歯が白く、肌の色が黒過ぎる私は、職場で「歯が歩いている」と言われたことがあります。
スーパーでは、私の前に並んでいる子供が「ママ、ブラジルの人がいるー」と言っていました。
おそらく私の事でしょう。
昔から負けず嫌いな私は、何があっても最後まで絞り切ると決めていました。
そして、大会当日がやってきました。
「やっと明日から好きな物が食べられる」
「パンケーキ、焼肉、マック、唐揚げ、カレーライス。。。」
「7ヶ月間死ぬ気で減量をしてきたから、絶対優勝する」
と、心の中で何千回も唱えていました。
地元からは、仲間たちが会場まで駆け付けてくれました。
絶対に負けられない戦い。
そして、、、結果発表、、、
地方大会で6位でした。
当然、納得のいく結果ではありませんでした。
そこで審査員の方に6位になった理由を聞くことができました。
「絞り過ぎ、、、」とのことです。
何事もやり過ぎは良くありませんね😅

会場から出た私は、真っ先に近くにあったマクドナルドに寄りました。
ようやく食べられるという思いで、沢山注文しました。
ハンバーガーを一口食べた瞬間
美味しいという感情を通り越し、感動しました。
これは減量と本気で向き合った人にしか味わえない感情だと思います。
そのとき、感動だけでなく負けた悔しさも込み上げ、涙が溢れて止まらなかったことを覚えています。
今日だけは自分を褒めてあげたい。
オレの体、良く頑張ったと。
二十歳を過ぎて、悔し涙というものを流したことがなかったので、なんだか新鮮な気持ちでした。
【最後に】
大会から2週間後、
体重は+15Kg
健康診断では、人生初のH判定をもらい、すぐに病院で再検査をするよう言われました。
先生いわく、急激な増減で異常な数値がでているだけだから、そこまで気にしないで良いと言われましたが、何事もやり過ぎは良くありませんね😉
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
・WARRIORのインスタグラム
・WARRIORのHP