体重計の体脂肪率はなぜ変動するのか?

こんにちは!
Personal Gym WARRIOR府中店です!
皆さんは普段自宅で体重は測っていますか?
体重だけでなく、体脂肪や筋肉量などが測れる体重計を持っている方も多いと思います。
測る際に体重はあまり誤差はないと思いますが、体脂肪などは時と場合によって変動が多いですよね。
なぜ、変動するのかその疑問を解決していきます!
■体脂肪はどのように計測しているのか(一般的な体重計の場合)
実は体脂肪の量を実際に測っているのではありません!
体に微量な電流を流すことで得られる(電流の流れにくさを表した値)と体重、身長、年齢、性別といった情報を組み合わせて体組成の状況を推測し、体脂肪などを算出しています。
まず体重計に乗ると足の裏にあたる電極から体に微弱な電気が流れ、電気抵抗が計測されます。
この計算方法は、脂肪は水分が少ない為ほとんど電気を通しませんが、筋肉は水分が多い為電気を通す、という特性を利用したものです。
■体脂肪が変動するしくみ
先ほどお伝えした通り、体の中に微弱な電流を流し計測していますが、筋肉は脂肪よりも多く水分を含み電流を通します。一方で脂肪は筋肉に比べるとあまり電流を通さない性質がある為、体内の水分量によって変動するのです!
■体脂肪多くor低く出やすい状況
・夕方ごろ
→寝ている間は体が横になっている為、全身の水分バランスが均等ですが、デスクワークなどで座ることが多い方ですと、体内の水分が足に溜まりがちになり、水分のバランスが偏っている場合は値が不安定になりやすい傾向があります。
・運動後
→運動によって血流量が増え、血流量の増加によって一時的に体内の水分量が増える為、体脂肪が低く出やすいです。
また、汗で水分が多く抜けた場合は、一時的に高めに出やすいです。
・食後
→体内の水分量が多くなる為、体脂肪が低く出やすいです、
・入浴後
→体内の水分量が変化しやすいので、変動しやすいです。
■体重を測る際の注意点
条件が違うと変化がわかりずらい為同じ条件で測ることが大切です。
→食事や水分などを摂取していない為、起床後少し時間が経ってから測るのがおすすめ!
■各製品の違い
体重計によって体脂肪が多く表示されたり、少なく表示されたりとばらつきがありますよね。
なぜばらつきがあるのか?というと、製品によって体組成系を求める推定式が違う為です!
電気を流した際の抵抗や、身長、体重、年齢、性別などの情報を基に、推定式を使い体脂肪率や、筋肉量などの数値を算出していますが、その推定式は各社が独自に作成しているそうです。
【最後に】
体脂肪は変化が出やすい為、先ほどもお伝えしましたが、同じ条件で測るように意識しましょう!
もちろんダイエット中は体重や体脂肪の数字が一つの目安にはなりますが、あくまでも大切なのは見た目です。
体重や体脂肪を見て一喜一憂してしまうのは、ダイエットを継続する上ですごく障害になりますので、あくまで参考程度に考えて見た目を重視していきましょう!